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おしゃべりおじいちゃんが無口になるとき [日記]

私の父も母も同郷です。むかしの人といっては失礼ですが、戦中、戦後すぐの世代の人たちはだいたいそうですよね。

いまの時代、とくに東京じゃ考えられませんが、私の父と母、それぞれの一族は市内に母方の兄妹が6人、父方の兄妹が6人、それぞれ家庭を築いてほぼ数キロ圏内に密集しています。

それぞれの配偶者も同じ市内、あるいは隣町です。ほぼどこかで親戚の目が光っていることになりますから、うかつなことができません。

その子どもたちが各家庭に2~3人ずついます。私の世代です。さすがにこの世代になると、東京に出たままというパターンとUターン就職、あるいは家業をつぐ人が半々になっています。

とはいえ、両方とも親族はあつまるのが好きで、しょっちゅうおたがいの家を行き来しています。母方の頂点にいるのがおじいちゃんでした。口だけはよく動く人で、お酒も飲まないのにひとりでよくしゃべっていたものです。

でも、家業を譲った長男(母の兄)がぶらっと居間に顔をだすと、とたんにおじいちゃんは無口になりました。長男もおしゃべりなので、口で負けてしまうからでしょうか。

私には隠居した身ですべて任せているから、長男の前ではよけいな口をきくのはよそう、という信念のもとの態度だったように感じます。



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